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外装・内装の「カラーアドバイス」を担当した
新潟市中央区じんぐう保育園をご紹介します

ブログをご覧いただきありがとうございます。

新潟初！パーソナルカラー&専属スタイリストサロンAlice

2号館カラリストの相田亜希子です。

本日は昨年度より
外装・内装の「カラーアドバイス」を担当した
新潟市中央区じんぐう保育園をご紹介します

これまでの記事はこちら
建物丸ごとカラープランニング

今回依頼を受けた
「じんぐう保育園」は、
新潟市中央区西大畑にある「神宮幼稚園」の
系列園として今年度新設された保育園

これまでも系列園である

 新潟市中央区プラーカスマイルランド

 新潟市中央区えきなかスマイルランド

 阿賀野市ほたる保育園

の３園の内装カラーアドバイスを担当

今回は「内装」に加え
「外装」のカラーアドバイザーとして
開園前より関わらせて頂きました。

カラーアドバイスをする際に必ず必要となることが

現地調査

コンセプト設計

建物はその地域の風景の一部となり、
土地の文化、価値も左右する
大切な景観の一部となるものです。

京都のセブンイレブンやマクドナルドの看板も

景観条例にて使用できる色彩が決められています。

ちなみに、
新潟の萬代橋周辺も景観を守るため条例にて
色彩制限（派手な色を使わない）が設けられてます。

今回のじんぐう保育園は、
新潟市中央区西大畑地区
由緒ある「新潟大神宮」内に建てられる保育園

一般的な幼稚園・保育園のイメージは
元気、活発、かわいい、洋風
園バスも可愛らしいものが多いですよね。

園舎も屋根に黄色やオレンジを使用したり、
外装にレンガを使用したり、暖かいイメージです。

しかし今回は、境内敷地内
参道から見える位置。

厳かな雰囲気を壊さず

保育園らしさを共存させることが求められました。

色彩設計の際は、境内の建物、鳥居の色彩分析をし

マッピング
どのトーンなのか、色相はどうかなど調べていきます。

また、周辺の植物の色彩も調査します。

日本には四季があり、紅葉する植物があれば
見える景色も変わります。

植物の種類や紅葉有無なども考慮し、
カラープランを考える必要があります。

環境と建物の役割を考慮し、
屋根、壁、手すり、階段などのカラー提案


出来る限りサンプルを確認しながら
決めていきます

色彩分析→トーンや色相の理解をした後は
候補案を３案考え提出

ドキドキしながら選ばれる案を待ちました

少し専門的な話を。
色彩検定２級以上を学ばれてる方向けになります。
難しそうという方は飛ばしてくださいね。

色彩検定は、配色理論を得意とするPCCS（ｖ２、ｐ４など）を
ベースに勉強します。
PCCSは「配色理論」を学ぶには最適ですが、
色数が少ないため、建築関連（ペンキ等の色指定）には使われていません。

建築現場などで使われる色指定は「マンセル値」
マンセル値は、
色を正確に表示することが得意ですが、
マンセル値のみで配色理論を用いることは出来ません。

また色彩検定１級ではPCCS→マンセルの変換の
難しい問題が出るため、「こんな知識いるの？」と
めげそうになりますが、、、

私は学んでいて良かったと実感しています。
本当に色を仕事としたい方は、諦めず、
しっかり理解することをおススメします。

難しいなという方は、Aliceの色彩検定講座へ

候補案をすべて紹介できないのですが、
最終決定案をご紹介

決定案

完成

※系列の新潟こども医療専門学校HPよりお借りしました。

境内にある鳥居の赤と同じトーンを
屋根に使用し、テーマカラーに。
周辺の緑にも映えます。

同系色でまとめ、落ち着いた中に
暖かさを感じられるようカラープランを考えました。

１Fの横に入っている茶色のライン

実はミッキーマウスのシルエットが
散りばめられているレンガです

遠目からはポイントラインですが、
子ども目線で気づいてもらえる
ようになっています。

このようにこれまで４つの建物の
カラーアドバイザーをさせて頂いていますが、
私の経歴や知識に「建築」や「インテリア」等の
専門知識はないんです。

ですので、
あくまで「カラーコーディネートの専門家」
として関わらせて頂いています。

しかし、なぜ建築の専門知識や
学校に行ってない私がこのような大きなチャンスと
実際にアドバイスさせて頂けるのか。

やはり「色彩検定」を勉強していることが土台となっています

よく色彩検定って何を勉強するんですか？と
質問を頂くのですが、

色に関する知識とコーディネート理論を知り、
幅広い分野に活かせるよう、
その「活かし方や手法」を学べます。

今回の建築のカラープランニング手順も
２級テキストの内容を応用したもの

デザイン、プロダクト、インテリア、エスクテリア
ファッション、色彩心理、カラーイメージ・・・

カラーを扱う１つ１つの分野とその内容を
学んでいきます。

新潟ではカラースクールが少なく
一般的ではないですが、
首都圏では多くの方が通われています

経歴紹介はこちら


カラーを独学で勉強し、苦労した経験から
趣味からでも、お仕事でも
身近に学べる環境を作り、
新潟にカラー知識を広めていきたい


無料相談会も実施しております。
ぜひお気軽にお問合せ下さい。

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